「ホームルーター」というコンセントに挿すだけで使える、置き型のWi-Fiがあります。
コンセントに挿すだけのWi-Fiは、契約なしでも使えるの?!と思いますよね。
ホームルーターはモバイル回線を利用して、インターネットに接続をします。
そのためWi-Fiに繋ぐには、通信回線の契約なしでは使うことができません。
この記事では、コンセントに挿すだけの置き型のWi-Fi「ホームルーター」の利用方法、メリット、デメリットを紹介していきます。
ぜひ、まだ通信回線の契約なしの方は、参考にしてみてください。
コンセントに挿すだけで使えるWi-Fiって?契約なしで使える?
コンセントに挿すだけで使えるWi-Fiって?
コンセントに挿すだけで使える置き型のWi-Fiを、「ホームルーター」と一般的に呼びます。
「置くだけWi-Fi」という呼ばれ方もされます。
ホームルーターは、モバイル回線を利用して、インターネットに接続します。
無線で接続するので、光回線のような回線開通の工事は不要で、コンセントに挿すだけで機器を使うことができます。
契約なしでWi-Fiが使えるの?
ホームルーターはモバイル回線を利用するので、通信回線の契約なしではWi-Fiを使うことができません。
そのため、契約なしでコンセントに挿すだけでは、インターネットに繋がっていない状態になります。
下記でホームルーターに使える通信回線を紹介していくので、契約なしの方はぜひ参考にしてみてください。
通信回線
ホームルーターの回線は4種類は以下になります。
提供会社の違いで、回線の通信速度の差はないです。
それぞれの回線には特徴があるので、まだ契約なしの方は、確認し比較してみてください。
ソフトバンク回線 | ・モバレコAir ・SoftBank Air |
WiMAX回線(au回線) | ・カシモWiMAX ・DTI WiMAX2+ ・Broad WiMAX ・BIGLOBE WiMAX ・GMO とくとくBB ・UQ WiMAX |
ドコモ回線 | ・home5G |
楽天回線 | ・Rakuten Turbo |
製品名 | 回線 | データ容量 | 通信最大速度 | |
ドコモ | home 5G | docomo5G 4GLTE | 無制限 | 4.2Gbps |
ソフトバンク | ソフトバンクエアー | SoftBank5G 4GLTE | 無制限 | 2.1Gbps |
WiMAX | WiMAX 5G | WiMAX+5G au5G WiMAX2+ 4GLTE | 無制限 | 2.7Gbps |
楽天 | Rakuten Turbo 5G | 楽天回線5GSub6 楽天回線4GLTE | 無制限 | 2.1Gbps |
まだ通信回線の契約なしの方は、希望にあったサービスを上記を参考に検討してもらえたらと思います。
ドコモ home 5G
- 光回線並みの通信速度(4.2Gbps)
- ドコモのスマホとセット割
ドコモ「home5G」は、最大通信速度が4.2Gbpsで光回線並みの高速通信が可能です。
通信速度にこだわりがある方にはおすすめです。
ドコモユーザーは、スマートフォンとセット割が利用できます。
ソフトバンク ソフトバンクエアー
- 解約料、契約期間なし
- ソフトバンク、ワイモバイルのスマートフォンとセット割がある
ソフトバンクエアーは、キャンペーンやキャッシュバックがあり、実質月額の安さが魅力です。
ソフトバンク、ワイモバイルユーザーの方は、セット割も利用できます。
WiMAX WiMAX5G
- キャンペーンが豊富
- 契約住所以外でも使用可能
- au、UQmobileのスマホとセット割
WiMAXは、料金と通信速度のバランスが良いので、重視する方はおすすめです。
また、WiMAXは契約住所以外の場所でも使用することができます。
旅行先や出張でも対応エリアでコンセントがあれば、どこでも利用可能です。
au、UQmobileユーザーはスマートフォン割があり、さらにお得です。
楽天 Rakuten Turbo 5G
- QRコードで簡単にWi-Fiの設定ができる
- SPU特典、ポイント+2倍
- スマホとセットで使うとポイント還元
Rakuten Turbo 5Gは、まだ2023年1月に始まったサービスになります。
そのため、まだ対応エリアが狭いので、対応エリアか確認してください。
2023年12月1日から、楽天会員でご契約者はポイント+2倍、毎月上限2000ポイントがもらえます。
スマホとセットで使うと、20000円分相当のポイントが還元されます。
各社のそれぞれ特徴や、お得なサービスを紹介しました。
希望に合うものや、惹かれるお得なサービスはありましたか?
通信回線の契約を検討していて、まだ契約なしの方は、参考にしてもらえたら嬉しいです。
メリット
ホームルーター(コンセントに挿すだけWi-Fi)のメリットを紹介します。
- 工事不要
- 設定が簡単
- 引っ越ししても使える
- データ容量、無制限
- 多くの機器を同時に接続できる
工事不要
ホームルーターは、モバイル回線を利用してインターネットに繋げるので、回線開通の工事をする必要がありません。
機器が届いたら、コンセントに挿すだけで、すぐに使うことができます。
設定が簡単
設定方法はとても簡単です。
- Wi-Fiの設定画面を開き、ネットワーク検出をする。
- ホームルーターに書かれているSSID(ネットワーク名)を選択する。
- ホームルーターの本体に書かれている暗号化キーを入力する。
- 接続の設定完了
QRコードを読み込んで、設定できる端末もあります。
引っ越ししても使える
引っ越し先が対応エリアであれば、引っ越し後でも利用することができます。
住所変更手続きをすれば、引っ越し先でも継続して利用できます。
光回線は、引っ越しの度に回線の工事や解約違約金などが必要になります。
ホームルーターにはそのような手続きはなく、転居先でも引き続き利用できます。
データ容量、無制限
基本的にデータ無制限です。
YouTubeやNetflixなどの動画サービスを、データを気にせず利用できます。
多くの機器を同時に接続できる
同時接続可能台数は、端末によって違いますが、大体20台〜65台くらいまで接続可能です。
デメリット
コンセントに挿すだけWi-Fiのデメリットを紹介します。
- 持ち運びが出来ない
- 光回線と比べて通信品質が低い
- 契約によっては通信制限がある
持ち運びが出来ない
端末が大きく、持ち運びには不向きです。
バッテリーが搭載されていないので、コンセントがない場所では使用することができません。
また、WiMAXのホームルーター以外は、登録住所以外での場所では利用ができません。
登録住所以外での使用をしたい場合は、モバイルルーターをおすすめします。
光回線と比べて通信品質が低い
光回線と比べると、通信回線の品質が低くなります。
光回線並みの通信速度のコンセントに挿すだけWi-Fiのドコモ「home5G」と光回線「ドコモ光」を比較してみます。
平均アップロード速度と平均応答速度に大きな差があります。
通信回線 | ホームルーター | 光回線 |
サービス | ドコモ home5G | ドコモ光 |
平均ダウンロード速度 | 237Mbps | 275Mbps |
平均アップロード速度 | 22Mbps | 233Mbps |
平均応答速度 | 51ms | 20ms |
アップロード速度は、データを転送する際にかかる速度です。
動画をアップロードするときになどに、かかる時間に差が出てしまいます。
応答速度は、タイムラグの大きさになります。
FPSゲームを快適に楽しみには、応答速度30ms以下の環境が理想的です。
契約によっては通信制限がある
一定期間内に大量のデーターを使いすぎると、制限がかかり、一時的に通信速度が下がってしまいます。
また、回線が混雑している時間帯や、ネットワークに負荷がかかっている場合は、通信速度制限がかかります。
よくある質問
- ホームルーターとWi-Fiルーターの違いは?
-
モバイル(Wi-Fi)ルーターは充電して使用し、コンパクトなので持ち運びは可能です。
外出先でも手軽に利用できます。
ホームルーターは端末が大きく、コンセントからの電力を必要とするので、持ち運びには不向きです。
- ホームルーターはどこに置くのがいいの?
-
ホームルーターの設置でおすすめの場所は、使用する機器がホームルーターから電波を拾いやすいところが良いです。
- 家の中心となる場所
- 窓の近く
- 床から1~2mほど離した場所
家の中心に置くと、360度電波が行き渡るので、電波が届きやすくなります。
窓際や窓付近は、基地局からの電波が届きやすいのでおすすめです。
床に直置きだと、反射して電波が届きにくくなってしまいます。
そのため、床から1~2mほど離すことで、電波が届きやすくなります。
まとめ
契約なしで、コンセントに挿すだけで、Wi-Fiが使えるの?という疑問の答えをまとめます。
- 契約なしで、コンセントに挿すだけではWi-Fiは使えない
- 通信回線の契約が必要
- 回線工事不要ですぐ使える
契約なしで、機器をコンセントに挿すだけでは、Wi-Fiを使うことはできません。
Wi-Fiを利用するには、通信回線の契約が必要になります。
通信回線は4種類あります。
各社の通信回線には、それぞれ特徴があるので、確認し比較して、通信回線の契約なしの方はぜひご検討ください。
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