営業など外回りで割と1日を通して車で移動することが多い
車の中でパソコンを開いて書類作成など事務処理もやってしまうし、ほぼ車内が仕事場のようになっています。
このようにマイカーや社用車など、動くオフィスになっているビジネスマンも多いのではないでしょうか。
そうなってくると車載wifiは、どこにいても通信速度が速くサクサク使えるルーターが必須アイテムになります。
車移動となると必然的にエリアの範囲が広くなるので、場所によって速度が遅くなったり途中で通信が切れてしまったりしては仕事に差し障るでしょう。
車が快適なオフィスとなるために、サクサク使える車載wifiをおすすめしたいものです。
そこでこの記事では車内テレワークを快適にするために、これから車載wifiを使いたいというビジネスマン向けに、車載wifiおすすめ5選と車載wifiを使うときの注意点を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
車載wifiを使うなら目的別におすすめ5選
出典元:写真素材AC
これから車載wifiを使ってみたい人に特に気を付けていただきたいのは、車載wifiをどういった目的で使うかです。
冒頭でお話したように、仕事で車を使っていてさながら動くオフィスと化しているという人もいれば、そこまで車内では使わないという人もいるでしょう。
〇車内のみならず外でも使いたい場合など、使い方によっては選ぶ車載wifiもその目的に合ったルーターを選ぶべき。
ここでは、目的別にどのようなルーターがおすすめなのかをご紹介していきます。
車の中か外か目的ははっきりと!
車載wifiを使うなら目的に合ったルーターを選ぶべきですが、要は車の中だけで使いたいか外でも使えた方がいいかによっても、使う車載wifiも違ってきます。
〇車載用として使いたい
〇車外でも使いたい
まずはここがはっきりしていないとルーター選びにも影響してきますが、まだ迷っているという人のためにそれぞれのおすすめを見ていきましょう。
車載wifiおすすめ①もっぱら車載用として使いたいならこれ!/パイオニア「DCT-WR100D」
出典元:パイオニア株式会社公式サイト
車の中だけで使いたいならこのパイオニアが提供している車載用ルーター『カロッツェリアDCT-WR100D』がおすすめです。
取り付け方も簡単で、車のシガーソケットに差し込むだけなので狭い車内でも邪魔になりません。
パイオニアがドコモとコラボして提供しているのでドコモ回線を使えます。
ドコモ回線を持っていなくても使えて、3つの利用プランから選べるのです。
プラン | 365日プラン | 30日プラン | 1日プラン |
料金 | 13,200円(税込) | 1,650円(税込) | 550円(税込) |
LTE通信で無制限で使えるので、車内で動画や音楽が楽しめます。
さらに、一度に接続できる端末の台数も最大5台まで繋げるので、ビジネスだけでなくプライベートでも家族と長時間のドライブが可能。
〇シガーソケットに差し込んで使う形式上、走行中と一部停車中のみ使える。
(停車中でもエンジンを切ってしまうと、インターネットも切れてしまうので注意)
車載専用ですので、当然ですが車外での使用はできません。
車載wifiおすすめ②SIM契約不要!車載対応ルーター/KEIYO「AN-S117」
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契約不要なので、月額料金も掛かりません。
USB電源に繋ぐだけで、充電も簡単です。
車載に対応していて車外でも家でも使えますが、おおむね車での利用が多い人にはおすすめです。
利用プランもデータ容量をチャージして使えます。
期間 | 1日 | 30日 | 60日 | 90日 |
チャージ料金 | 1GB:220円 2GB:385円 5GB:600円 |
5GB:880円 10GB:1,210円 30GB:2,750円 |
20GB:2,200円 40GB:3,520円 60GB:4,620円 |
50GB:4,620円 100GB:6,600円 |
チャージして使う形式なので、その期間使い終わったら、またお好みの期間を選んでチャージして使います。
ちょっと手間を感じそうですが、車で長距離走る予定があったり車内でテレワークする時間が長くなりそうな時に使うという使い方なら、それほど手間は感じないかもしれません。
レンタルビデオ屋で好きな映画のビデオを借りる感覚でいいわね!
車載wifiおすすめ③車の外でも使うならこれ!/NECプラットホームズ「Aterm MP02LN」
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車外でも使いたいなら、NECプラットホームズ「Aterm MP02LN」がおすすめです。
名刺サイズなので、ポケットにも入れておけて持ち運びに便利。
使い方はSIMカードを差し込んで電源を入れるだけで、すぐ使えます。
常にポケットやカバンに入れておけば、車の中でも外でも自由に持ち運べるのでルーターを持ち運んでいる感覚ゼロ。
出典元:amazon
〇ルーターを入れる場所を決めておかないと置き忘れや、どこに入れたか分からなくならないように気を付けてください。
同時接続台数は10台で、家族でドライブ中でも問題なく動画や音楽を楽しめます。
車載wifiおすすめ④必要なときだけ使うならこれ!/wifiレンタルどっとこむ
出典元:wifiレンタルどっとこむ
普段はオフィスで仕事だけど一時的に出張や営業で車に乗る機会がある。
移動中も会社や取引先と連絡を取り合うといった場合に、その時だけ使えるwifiがあると便利です。
wifiレンタルどっとこむでは、必要な時だけwifiルーターを貸し出してくれるサービスになります。
16時までの申込みで当日発送もしてもらえるので、事前に受け取ることもできます。
こちらもレンタルビデオ感覚で借りれますね。
車載wifiおすすめ⑤コスパで選ぶならこれ!/ソフィアデジタル株式会社Wi-Fiルーター JT101
出典元:amazon
小型で90gと超軽量で、スマホを使うより通信料金も安くコスパが良いです。
ドコモ・au・Softbankに対応していて、データ通信SIMカードが月額446円(税抜)で利用できます。
重量 | サイズ | 連続通話時間 | バッテリー容量 | 同時接続台数 | 最大通信速度 |
90g | 高さ92×幅58×厚さ13mm | 約8時間 | 2700mAh | 10台 (推奨は5台以下) |
・下り最大150Mbps ・上り最大50Mbps |
カラーのディスプレイでとても見やすく、操作設定・容量の確認ができます。
車に乗っている間は充電しながら走行できるので、思いのほか走行時間が掛かっても安心できるのが車載wifiとしておすすめです。
車載wifiのおすすめの選び方
車載wifiは車の中で使うことを想定しているので、通信速度やバッテリーなどモバイルルーターにありがちな不安要素は気にならないレベルになってきています。
とはいえ、ルーターの使い方や使用頻度等を考えるとどれでもいいというワケでもいかなそうです。
ここでは、車載wifiを選ぶ場合のおすすめの選び方をご紹介します。
選び方は、以下の5つです。
1:車の外でも使うか
2:使用場所による通信速度
3:バッテリーはどのくらい持つか
4:同時接続台数は何台までか
5:月額料金はいくらか
それぞれを詳しく見ていきましょう。
1:車の外でも使うか
車載wifiのおすすめは、車の中で使うことを想定し設定されていることです。
仕事などで車に乗っていることが多い人や、車の中でテレワークする人向けになります。
〇初めはそう思って購入しても車の外でも使いたいとなると、車載用では少々不都合に。
そういった点からもこの記事の初めでも触れたように、車載wifiを選ぶ場合は「目的をはっきりと!」がポイントです。
車外でも使うことを想定するなら、車載用に拘らずポケット型wifiを選ぶなど柔軟な選択肢があります。
2:使用場所による通信速度
同じ車載wifiでもキャリアによっては、最大の通信速度は異なります。
〇設定されている通信速度の数値はあくまで技術的な可能数値。
そのため、実際の通信速度は使用場所によっても変わってくるでしょう。
高い建物など障害物が多い場所や、山岳部などでも繋がり具合は変わってきます。
こういった場合は、実際の速度を測定してみると良いでしょう。
実測値を調べるには「みんなのネット回線速度」でも、調べることができます。
3:バッテリーはどのくらい持つか
車の中で通信する時間がどのくらいなのかによって、バッテリー容量も考慮する必要があります。
車内テレワークする時間が比較的多いなら、バッテリー容量も大きくないと不安でしょう。
〇端末を充電できるモバイルバッテリーや、シガーソケットに差し込んで使えるタイプにするなど普段の利用状況に合った端末を選ぶと失敗なし。
4:同時接続台数は何台までか
車内テレワークの場合、主に自分1人しか通信する人間がいないというときは同時接続台数がそれほど多くなくても問題ないかもしれません。
しかし、1人でも同時に使う端末が多い場合は、やはり同時接続台数が多い端末を選ぶ方が無難です。
〇wifiルーターによって同時に接続できる台数は異なりますので、普段の利用人数が多いまたは少人数でも端末台数が多い場合は、5台以上は接続できる端末を選ぶようにしましょう。
5:月額料金はいくらか
車載wifiを選ぶ際は、それに掛かるコスト面も考慮しましょう。
端末代金を含んだ初期費用や、月額料金は外せない項目です。
車載wifiを選ぶ際の主な注意点は3つ
これまでご紹介してきた中にも注意点になりうる点はたくさんありましたが、車載用として考えるなら特に注意しておくと良い点を3つご紹介します。
1:車載wifiは車内に放置厳禁
2:充電しながらの使用(ながら充電)はしない
3:電波の補足状況を見て設置する場所を決める
1:車載wifiは車内に放置厳禁
車載用なので、ある程度置きっぱなしになることも想定はされています。
そのため夏の暑い日や、真冬の極寒の中など車内に置きっぱなしになっていても大丈夫なように、耐熱動作に対応している端末を選ぶようにしましょう。
この記事でおすすめの車載wifiとしてご紹介した『カロッツェリアDTC-WR100D』は、正にその状況下に対応しています。
出典元:パイオニア株式会社公式サイト
万一、故障した際の修理も1年保証付きです。
カロッツェリアのように耐熱性に優れていることを大きく紹介していないキャリアもあるので、この点が気になる人は問い合わせしてみるといいでしょう。
〇車載wifiは基本的には精密機器なので、長く使っていきたいならあまり長時間置きっぱなしにはしないようにする方が良い。
放置する場合でも、なるべく直射日光が当たらない箇所に設置するなどの配慮をしましょう。
2:充電しながらの使用(ながら充電)はしない
スマホやゲーム機などを使用中にもやりがちなのが、充電しながらの「ながら充電」です。
これは車載wifiに限ったことではありませんが、充電するときは充電だけにしておく方がいいでしょう。
〇車載wifiに使われている電池は「リチウムイオン電池」というもので、数百回の充電が可能。
充電を繰り返すと劣化していく。
それが、充電しながらの「ながら充電」をすると、ますます劣化速度が速まるのです。
また100%まで充電することも好ましくありません。
通常は、80%~90%程度に抑えます。
テレビのニュースで見たことがあると思いますので、気を付けましょう。
3:電波の補足状況を見て設置する場所を決める
注意点の中でもっとも注意が必要なのが、この電波の補足状況を見て設置個所を決めることです。
〇車内に置きっぱなしになることも想定されているとはいえ、夏場の直射日光が当たる場所に放置していると発火する恐れもゼロではない。
特に内臓されているリチウムイオンはエネルギー密度が高いので、場合によってはショートし爆発する恐れもあるのです。
電気を要する機械は「精密機器」であることに重点をおいて、取り扱いには十分注意してください。
車載wifiのここが疑問?よくある質問Q&Aコーナー
ここからは、車載wifiによくある疑問・質問に答えるQ&Aコーナーです。
Q:車載用Wi-Fiルーターのデメリットは?
Q:なぜWi-Fiルーターを買うべきなのか?
Q:ポケット型Wi-Fiは車でも使えますか?
Q:ポケット型Wi-Fiを車内に放置してもいいですか?
それぞれの質問の答えを見ていきましょう。
Q:車載用Wi-Fiルーターのデメリットは?
Q:なぜWi-Fiルーターを買うべきなのか?
A:Wi-Fiルーターは、基地局からの電波を受けて複数の端末に電波を振り分けて同時にインターネットに繋いでいます。
その観点から、ルーターがないことは光回線などの固定回線でいうところの「有線ケーブル」の役割をしているのです。
したがって、Wi-Fiを使う際には必ずルーターが必要になります。
Q:ポケット型Wi-Fiは車でも使えますか?
Q:ポケット型Wi-Fiは車内に放置してもいいですか?
おすすめの車載wifiについてのまとめ
今回はおすすめの車載wifiを5つ紹介すると共に、車載wifiの選び方や注意点などをご紹介してきました。
おすすめの車載wifi5つを、もう一度見てみましょう。
1:パイオニア「DCT-WR100D」
2:KEIYO「AN-S117」
3:NECプラットホームズ「Aterm MP02LN」
4:wifiレンタルどっとこむ
5:ソフィアデジタル株式会社Wi-Fiルーター JT101
意外と多いケースとしては、「車の中だけで使うつもりが、車の外でも使いたくなった」あるいは「その必要が出てきた」などです。
〇考え方としては、この記事がターゲットとしているビジネスマンに関してでいえば、車が「動くオフィス」と化しているのであれば、車の中だけで使う車載wifiがおすすめ。
プライベートで使う分には、そこまで車の中だけに拘る必要はないのかなと思われますがいかがでしょうか。
普段の使用環境や頻度を考慮して、最適な車載wifiを選んでみてください。
コチラの記事もおススメです。