
イオンモバイルと聞いてショッピングモールのイオンは知っていても「格安SIM会社のイオンモバイル」という名前にはピンとこないという人も多いかもしれませんね。
イオンモバイルは、小売業界としては日本で一番の規模を誇り、国内外300以上の企業で構成されるイオン株式会社の格安SIM事業を担っているグループ企業ですが、料金が安いということで評判になっている一方で、解約に手間がかかるとか通信速度が遅いなどの批判もよく耳にします。
料金が安いというのは重要なメリットですが、安くても不便で使えないなら意味がありません!
そこで、今回はイオンモバイルの評判と展開しているキャンペーンをチェックしてみました。
イオンモバイルを使うメリットとデメリット
よく言われるイオンモバイルを使うメリットは?
- 料金プランが豊富で安い
- 最低利用期間がなくて、いつ解約してもOK、しかも解約手数料も無料
- 全国にあるイオンでの店頭でサービスが受けられる
という3つがメリットとして多く言われています。
まず、料金についてですが、プランを見てみると「音声通話SIM・6GB」で比較した場合、料金が安いと言われるmineoでもauプランの通常月額・税別で2,540円(キャンペーンなどで6ヶ月は1,660円などあり)で、BIGLOBEモバイルは通常月額・税別で2,150円、安いと言われるOCNモバイルONEが通常月額・税別1,980円で、イオンモバイルと同じという点では確かに安い方に入るとは言えます。
ただし、イオンモバイルだけが常に一番安いということではないという点は知っておきましょう。
また、「最低利用期間がなくて、いつ解約してもOK、しかも解約手数料も無料」という点も確かに魅力なのですが、データ専用SIMの場合はほとんどの格安SIM会社で最低利用期間は設けていませんし解約手数料もかかりません。
ただし、音声通話SIMの場合を見ると、多くの格安SIM会社で最低利用期間が設定されていますので注意が必要です。
ちなみに、BIGLOBEモバイルやOCNモバイルONEは12~24ヶ月、Y!mobileでは24ヶ月、今話題になっている楽天モバイルやUQモバイルなどではプランによって12~36ヶ月という期間が設定されています。
最低利用期間が無いのはmineoとイオンモバイルで、利用期間の設定が無いのですから当然解約手数料も無料なわけで、この点は他社に比べると大きなメリットだと言えそうです!
それと、全国にあるイオンの店舗で手続きやサービスが受けられるという点についても便利ではあるものの、格安SIMを使い慣れた人にとってはさほどのメリットとは感じないかもしれません。
しかし、初めて格安SIMを使うという初心者の人や、イオンでも料金プランにサービス設定されている「60歳以上」のシニアの方々にとっては、近隣に店舗があれば大きなメリットになるでしょう。
つまり「料金が安い」という点と「最低利用期間がない」という2点はイオンモバイルを選ぶ際のメリットだと言えます!
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よく言われるイオンモバイルを使う際のデメリットは?
- 未成年者は契約できない
- 開通のタイミングが自分で選べず、解約にも手間がかかる
- 90日以内の他社へのMNP乗り換えの手数料が高い
イオンモバイルは20歳以上の方しか契約・登録はできないため、未成年者の方は親の名義での登録が必要になります。
また、他社からイオンモバイルに乗り換えた場合「WEBからの申し込み」や「後日配送お渡し店舗」で申し込むと、開通手続きの完了後にSIMカードが送られてくるまで音声通話もWi-Fi環境以外でのインターネットは使えませんので、手元にあるスマホが自由に使えないという期間が生じます。
このようなデメリットを回避するため、イオンモバイルの申し込みの際は「ご契約即日お渡し店舗」という申し込みを選択し、店舗でSIMカードを受け取るようにしましょう。
それと、解約に手間がかかるというのは、イオンモバイルはWEB上での解約手続きは一切できず、解約窓口への電話か店舗での解約手続きのみとなるため、WEB上で簡単に解約手続きができる他社に比べて手間がかかります。
ただ、これはメリットのところでも述べたように、近隣に店舗がある格安SIMカード初心者やシニアユーザーにとってはデメリットには感じないかもしれませんね。
そして「他社へのMNP乗り換えには手数料がかかる」という点ですが、他社でもMNP転出には2,000~3,000円の転出手数料は掛かりますので、イオンモバイルだけがかかるということではありません。
しかし、イオンモバイルの場合は契約後90日以内のMNP転出には15,000円と高額な手数料を取られます。
91日目からは3,000円と他社並みになりますので、たとえ「最低利用期間なし・解約手数料無料」でも、MNPでの他社への乗り換えは90日経ってからにしましょう。
この他、通信速度が遅いとか新規契約の時に電話番号が選べないなどのデメリットをあげる声もあります。
ただし、他社でも何かしらのデメリットはあげられており、「安くて便利で使い勝手がいい」とすべてがそろった格安SIMは今のところ無いと言えますので、自分にとってデメリット感が少ない会社を選ぶのが正解と言えますね。
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イオンモバイルが展開中のキャンペーンは?
現在、2020年秋冬のキャンペーンとして、「WEB申し込み」で新規申し込みとMNPでの乗り換え両方ともにau回線の契約で『SIMカードの初期費用が1円!』というキャンペーンを展開しています。
通常、イオンモバイルでは、au回線とNTTドコモ回線の二つがあり、SIMカード1枚あたり初期費用として事務手数料相当が3,000円かかりますが、これがau回線の契約に限り1円というものです。
キャンペーン期間は10月5日から来年2021年の1月11日までという長期のキャンペーンとなっていますが、ここでチェックしておきたいのが、キャンペーンの対象が「WEB申し込みのみ」という点です。
デメリットにもあがっていましたが、新規申し込みの場合はいいのですが、MNPでの乗り換えの方はSIMカードが届くまで手元のスマホが使えない期間が出てくることを承知しておきましょう。
その他、並行して11月1日までのキャンペーンとして、60歳以上の人を限定で、新規契約は3,000WAONポイント(他社から乗り換えのMNP契約は6,000WAONポイント)プレゼントという企画を展開しています。
この企画はSIMカードの初期費用3,000円は発生し、後でWAONポイントで還元するというものですので、1円とか無料というものではありませんが、よくイオンを利用するシニア層の人にはお得かもしれませんね!
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