ドコモやau、ソフトバンクでスマホの契約をする場合に、他のところで二年間は使用しないという約束の下で様々なサービスを受けることができるようになっていて、契約更新期間が終わったら自動的に再び二年契約をするといった感じで上手い具合にスマホを他キャリアへ乗り換えさせないようにしています。
主要キャリアは他キャリアへ移行されることをできるだけ阻止することを目標としているため、乗り換えに対しては高額なキャッシュバックキャンペーンを用意するなど新規顧客を取り入れるためには惜しげもなくコストをかけています。
しかし、SIMフリーとして端末を使用できるように国から指導があったこともあって、これからは以前よりも自由にスマホの乗り換えがしやすくなりますが、端末を必要とする人が減ることから端末代で得ていた収入が安定して入らなくなることが想定されます。
端末費用を下げてまで販売してもSIMフリーの格安スマホの本体がネットなどで格安の料金で販売されていることを考えると、端末の費用を下げてしまうのは不要にコストをかけてしまうことに繋がりかねません。
そこで考えられるのがSIMフリーの端末費用が高くなるということで、これまでは一定期間の契約をすることを前提に端末費用を下げるなどのサービスをしていたのを廃止して端末代でコストを回収するような流れが強まるかもしれません。
ただし、通信費用やオプション費用がそれに伴って安くなることも考えられます。